日本の若手アーティストの中核を担う 平丸陽子。京都で居を構え、活動中。 神戸で初の展覧会をBIOMEで展開します。
初めて絵画を手に入れたいと思っている方にも、アートにお詳しい方にもご満足いただける展覧会としておすすめします。
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油彩とキャンバス、油彩と紙。それぞれの異なる支持体ですが、キャンバスでは何層にも描いた色彩の深みを魅力とし描いています。
紙では、風をまとったような軽やかな表情を見せることのできる素材として魅力を感じ描いています。(平丸陽子)
平丸さんの作品は抽象画と分類されることが多いようですが、何か具象を訴えかけているように見えてなりません。そして彼女が言葉が、それを物語っています。
“曖昧さのかたち”をテーマに。 漂う香りや空気などの見えないもの、形のないものを色彩を通して表していきたいと思っています。(平丸陽子)
曖昧さのかたちという曖昧さの中で、観る側のやわらかな部分見出し刺激を受けていただきたいと考えています。展示手法もしっかりと練られた展開となります。
本展覧会では、BIOMEの2つの空間にて作品を展示できる特性を活かし、それぞれの部屋で異なる支持体の作品を展示していきます。(平丸陽子)
profile
平 丸 陽 子
Yoko Hiramaru
埼玉県生まれ。京都府在住
2002年 東京造形大学 絵画科 卒業
2003年 東京造形大学 造形学部 美術学科 絵画専攻研究科 修了