BIOMEは、坂の途中にあり暑い日はお越しいただくのが本当に申し訳ないくらい酷なのです。7月くらいからギャラリー運営を本当に見直す必要があるのではないかと思っています。
今できることは、すっきりした佇まいと、きれいで冷たい空気の中で、ゆったりお過ごしいただくことに努めるのみです。
「風のまつり日」横山さんの個展は、彼女の真面目で几帳面なところも引き出せるように整然と設営しました。照明も涼しさを意識して暗めの設定。
土絵具が自然の色合いを醸し出し心地の良い空間です。
月曜ということもあって、ゆったりと時間が流れたのですが、奥深い言葉を残していかれたお客様が数名。
「作風がずいぶんと変わりましたね」
「ひとめみて、来させてもらおうと思いました。どちらのお生まれなのかな」
前者は横山さんの作品を知る方、後者の方は初めての方。
「フェイス21世紀」で取材された横山さんの記事をご紹介しましょう。タイトルが「人を描いて生きてゆく」。
BIOMEの Knowing more と併せてお楽しみください。
初日、心地よく過ごせ、落ち着いて作品を見渡せる時間を見出せました。ギャラリストの醍醐味です。平日は、ゆっくりご覧いただけます。ぜひお立ち寄りください。