top of page

音楽 müzik ④Sting

専門家ではないので、私にとってのSTINGという話です。


 

既にご存知ない世代も多いのかもしれません。UKのロックバンド The Policeの一人。いつデビューしたのかは知りませんが、1983年5作目のアルバム『Synchronicity』くらいからバンドを聴き始めました。その流れで独立したStingを聴き続けたように思います。 併せて、バンドの過去の曲も聴くように。


先にご紹介した音楽評論家の渋谷陽一氏のラジオ番組で、これも先に紹介したQueenの日本語で歌っている曲を揶揄した並びに紹介されたのが、The Poloce の De Do Do Do,de Da Da Da日本語バージョン。当時は、拙い日本語で唄うかっこいいバンド体(てい)が、正直、子供ながらでもダサいと思いつつ、英語まじりの日本の歌謡曲もどうかしらと妙に納得したり。 The Poloceの新旧アルバムを聴き始めましたが、興味を持てるものそうでないもの、濃淡の激しいバンドだなと。


その中でも、ヴォーカルのスティングは彼独自の音楽感と歌唱力から結局70代となった今でも声に惹かれています。

2000年代くらいから、クラシックに傾倒し、古典楽器や伝統音楽などを学び取り入れ、歌い方も工夫されています。

デビューの頃のスティングのルックスはヤンチャのとんがり若者で、口の開き方といい、全く好みではありませんでした。なんというのでしょうか、彼の学びや経験(いろんなアーティストとのフューチャーリングが多すぎる)がいい顔立ちへと変貌し、円熟の軌跡とでも言いますか。

詰まるところ、彼は音を愛し、唄うことを愛し、真面目に向き合ってきた人なんだろうと思います。


映画「LEON」のエンディング曲「Shape of My Heart」は有名。画像:Fashion Press HPより引用 https://www.fashion-press.net/news/109436

bottom of page