BIOMEにとっては重要なパートナーでもあり、ビジネス上は”取引相手”ともなるアーティストには契約書をご提示しています。
法律知識があろうがなかろうが、当事者の意思に左右されずに強制的に適用される規定を強行法規といいます。例えば民法で定められている私たちが「当然」の義務や権利だと思っていることなどは、この強行法規で公の秩序を定めているものが多いと言われます。
他方、双方が合意して決めるビジネス上の協議して取り決めるものを任意規定と言います。しっかり伝え、協議することは大切です。
慣習です、これが一般的です、という日本ならでは狭いコミュニティで守られてきたルールももはや、グローバル化や混沌としたビジネス環境下では、悪習慣になりかねません。
アーティストがどんな環境においても、しっかりと主張ができ満足のいく活動ができますように。そして、アーティストを尊重をすることと同時に、ビジネスパートナーであるギャラリーのこともご理解いただきたいがためもあります。
法律はがんじめがらめにするものでなく、相手を自分を尊重するためのものであり、安全に公正に生きてゆくためのツールであること理解して積極的に向き合いましょう。BIOMEのチームメンバーも総力をあげて、アーティストと学んでいく姿勢です。