洞爺湖の西部のエリアは虻田と言います。神戸から見れば、「洞爺湖に住まれている方」なんて言ってしまいそう。ニセコや羊蹄山を有するエリアといえばさらにおわかりいただけるでしょうか。
厳しい寒さは大変ですがそれはそれで楽しいことがあるのだそうです。けれど、草花が咲き乱れる暖かく短い春夏には、作陶と並べて、格別に楽しんで暮らしておられる渡辺三重さんが、器からひょいっと覗いているような気がします。
作品を見ればすぐにお分かりいただけます、さまざまな植物が散りばめられています。
ご自宅の周りの風景など送ってください、とお願いしたらこんなにも素晴らしいお庭を。
広大な土地に、大好きなお花と共に生き、急ぐでもなく、休むでもなく。
夏になったら、必ずお伺いしたいと考えています。
こんな暮らしをされている渡辺三重さんの作品は、
神戸はもちろんなかなか本州でご覧になることは少ないかもしれません。
多くの方に手にとっていただければと思っています。
明日17日(木)正午から。
渡辺三重さんの陶器と土井善男さんの磁器でお楽しみいただきましょう。