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橋本佳奈 「どこか怪しい、と」


橋本 佳奈(Kana Hashimoto)

ペインター・イラストレーター

2010年 京都精華大学 卒業

2015年 鈴木成一イラストレーション塾

受講


日常生活のきっかけから、やわらかくてどこか怪しい、物語性のある空想世界を描いています。国内外の展示やイベントに出展しています。







橋本さんは京都にお住まいのアーティスト。BIOMEにも何度かお越しくださっています。

いつだったか、腰を下ろしてお話をした機会に

「まだ迷っている部分がありまして」と言われていたことが記憶に残っています。

少し不安気、けれど何かを掴み取れそうな雰囲気。

BIOME自体も同じ心持ちでいる状況もあり、心の中で励ますような思いでした。


とはいうものの、橋本さんのwebサイトを拝見していますと不思議なのです。ポートフォリオとしてご自身の作品をメッセージとともにご紹介されているのですが、そのメッセージが絵から想像するよりも、確かに怪し気で、その怪しさに強さを感じるのです。

観る人の想像を膨らませることができるような作品作りを意識されている橋本さんなのですがメッセージはともかく、闇、不具、異形、アンバランス、そんな作風は愛らしいモチーフや色調とは別に何かを感じさせる一つの材料となっています。


たからもの展に寄せられる作品は、どんな ”ものを申して” いるでしょうか、ご期待を。

©️橋本佳奈 *展示作品ではございません

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