林明日美さんのメゾチントは丁寧で繊細。美しい。とゲストからの声をたくさんいただいています。毎日出会って、細かく観てゆくと、濃淡やモチーフの質感が活き活きとあらわされていて、興味が日々湧いてくるようなおもいです。
モチーフは植物や動物が多いのですが、今回ひときわ気になる「手」の存在。MANABUの際にはご自身の手ですか、との質問を受けていました。
改めて、林さんに伺いました。
ひとつの絵の中で、動物と人、植物と人、
などそれぞれ対峙させるために登場させていますね。
大きな意味としては、
"人間"を絵の中に登場させたい時に描いています。
人間の象徴として手を選びました。
足を描いてるものもありますよ。
足に動物がしがみつく、よく見れば不思議な作品も、確かにあります!