木内 達朗(Tatsuro Kiuchi)
ペインター・イラストレーター・スペシャリスト
1966年 東京生まれ
国際基督教大学教養学部生物科卒業
池井戸潤氏の半沢直樹シリーズ、下町ロケットシリーズを含む書籍装画、絵本など多数。
ペンスチ主宰
なんとかして、デジタルではない木内さんの作品を神戸で紹介したい。
2019年初夏。パーティー準備のためか、カフェのテラス席に出されてしまったその場所で、初めてお出会いしました。
生クリーム付アップルパイをガツガツ召し上がってる姿しか、視界からの記憶としては残っていません。ただ、会話した内容はよく憶えていて、その場で仮説の木内さんができあがりました。
契約やプロモーションなどビジネスへの理解が確立されていることは信頼につながり、個展にほぼ興味をお持ちではないことも、残念ではあるものの大切な情報でした。と、同時に膨大な創作の技法や技巧を手法を試したり達成しても、飽くなき探究心があることを、ご自身は気づいていないふりをされているようにも思えます。
あと、時間の使い方でさえ最高の選択をするおつもりなのだろうか、そんな想定も出来上がっていきます(これも勝手な仮説です)。仮説木内さんと、Twitter木内さんとの乖離もますます面白くなってきたので、かねてより発信されている様々な情報を得てゆきました。ぜひ皆さんにもお勧めします。それはそれは造詣深い話題を盛りだくさんにご紹介くださっています。
ところが行き着いたのは、当初の印象や感想通り。つまり、初対面と今も全く同じ想いでいる自分に気づきました。
さて、たからもの展では、デジタルでない油絵の作品を迎えました。ガラスを通さず、ご覧いただきましょう。