作品として実際に届くまで、今回の作品の様子がわかりませんでした。過去実績としてもまだリサーチが十分でもない中で、書き連ねることはできません。
明るいところに出してみてわかった原物の迫力。原物を実際見ることのラッキーなことといったら筆舌には尽くせません。
彼女の作品はそもそもが、筆遣いや模様が細かいことはわかっていました。現物ではまるで立体作品のような盛り上がりに加え、金継ぎしたような鈍い輝きや、いっちんのような凹凸に驚かされます。
これは、原物を現物で観てみなければわかりませんよ。
ーー人物画が多いですが?
最初この画風をにし始めたのは遺影をテーマに描いてみたことがきっかけです。
一枚の絵に色々な情報を書き込むこと、シリーズ化することに魅力を感じました。
ーー神戸での個展で意識したことは?
いつも以上に、意味ありげといいますか、引き出しを多く作ろうと考えて制作しています。