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平丸陽子③ 抽象画のミカタ

平丸陽子の作品は、抽象画に分類される作品となります。はて、抽象画。何が描いてあるのか、いいのかどうかもわからない。

それでよいと思います。


特に。日本人である我々は幼いときから、解を要求されたり、形あるもの意味あるもの整ったものをよしとしてきた慣習が強いかもしれません。

幼いころに抽象画をみてきた、という方は今の40代以上の方だと珍しいのではないでしょうか。


Ⓒ平丸陽子 「夜と夜明け」

線や点、絵具で湧き上がる思い、熱情、モノ、表現し難い何かが、抽象なのであるから、それを定義したり、こうみてくださいというのは愚問なのかなという気もします。

それよりも、さまざまな抽象画をみてまいりましょう。これまでにもBIOMEでご紹介してまいりましたが、数見れば見るほど、呼応するかのようにきっと何か響いてくるもの湧き上がるってくるのだと思います。


そして、平丸さんの個展、できるならば、一人で寡黙にじっくりと愉しんでいただきたく思います。その作品を見ると、自分の気持ちはこうなった、あんなことを想起した。そんな話をぜひ教えてください。


さて、作品の一部分を、Meeting You Online でご紹介をスタートしています。BIOMEではドローイングなどもございますが、まずは、Meeting You Onlineより堪能いただくのもよろしいかと。


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