LEAPING OUTとして北野坂で展開してきたBIOMEの個展も、終わりを迎えます。
4/29〜5/8の期間、山口茉莉さんのリトグラフと陶オブジェの「-空想建築のある空間-」個展を開催します。
4/30と5/1は、在廊の時間を利用したMANABU(edu)で、「文庫本の改装」を学びます。MANABUはこれまでご紹介してきたBIOMEならではのワークショップ。
茉莉さんは女子美術大学の非常勤講師として「リトグラフ」と「製本」の教鞭をとっています。創形美術学校でも「製本」を教えており、今年から「ボックスアート」の授業も加わりました。ご友人と小さな絵画教室を横浜でも主宰されているとか。
製本について丁寧に教えていただいたのですが(大半を忘却)、とても興味をもったことを覚えています。よくよく考えれば、製本技術は先進的な文化であり、東洋と西洋でも異なることは、たしか学校で習ったような記憶もあります。
文庫本は便利な分、どうしても傷みがはやい。もしかしたら本棚で陽に焼けてしまったものもおありなのでは。移動時、プレゼント、悩み、リラックスなど、個々の時間を共にした文庫本。
そんな文庫本を、丈夫なハードカバーに仕立てなおしましょう。
紙の性質や、本の作りを学びながら、見返し、花布、スピンなど、西洋製本に由来するデザインをもとに、自分だけのハードカバー作りに臨みます。
仕上げは、表紙のタイトル文字をあしらいます。
お申し込みはMeeting You Online から。