宝居 智子(Tomoko Hokyo)
ペインター
1984年千葉県生まれ
2歳の頃により絵を描き始め、6歳の頃には美術教室にて静物画と人物画の基礎を学ぶ。
2003年 女子美術大学付属高等学校 卒業
2007年 女子美術大学芸術学部 絵画学科 日本画専攻 卒業
現在、植物学や七宝焼きなど、新たな分野を学び作品に生かしている。
[作品テーマ]
自然界に存在する純粋な美を追求するため、日本の風土で生まれた精神性を軸に、作風を具象から抽象へと移行いたしました。
プロフィールにある通り、目を見張ったのは作風を具象から抽象へと大きく変えられたことでした。しかも、あまりの転向ぶりに以前の作風を何度も見返すほどでした。
宝居さんの活動は幅広く、そして多くの展覧会や作品を残しています。新しい作風はたからもの展でご覧いただくとしまして、関西の方ならもしかしたら、足をお運びいただけそうなこんな場所をご紹介します。
京都は宇治田原にある正寿院。こちらの客殿の格子天井には160枚もの画が埋め込まれています。この天井画の中に宝居さんの作品も数点納められています(ウェブサイトにも掲載されています)。日本画を基盤とした、厳かな作品、そして芸術という名の下にある様々なご経験をなさってきた今、新たな創作の芽、新たなご自身の向き合い方が、真摯でクールな印象の宝居さんです。Twitter宝居さんもかっこいいのでぜひ。