いよいよ2023年の堂前守人個展が始まります。
今年は「森の時間」とタイトルしました。
函館を拠点としつつ、展覧会ごとに車で日本中、作品を搬送しつつ、旅先を満喫されている堂前さん。「素敵ですね」と言えばそれまでですが、それはそれは大変な道のりと気力だと思います。「無理をしないし、ほとんど高速道路を使わないし、ときにはフェリーに乗るし」といいつつ、こうやって、展覧会活動を始めてこられてこのかた、近代化のために失われた山や森、家屋など、歴史的な建造物を中心に巡られています。
森の時間。森での時間ではなくて、森が主語。
森には、主役なるものはなくて、生きとし生けるもの、いや石や土でさえも森の一員で、仲間たちと1日を形成しているのでしょう。
今回の新しいシリーズは、名前こそついていますが、それが、リスでなくてもいいし、ハトでなくてもいい。ダイニングに、リビングにデスクに。
陶のものの楽しさを、
日々の器とともに、お楽しみください。(先日のblogもご参考に)
陶 個展
「森の時間」
2023年6月24日(土)〜7月2日(日)
12:00-17:30(最終日は15:00閉廊)
水曜 休廊日
*今回堂前さんの在廊はございません。