みなさんは市井のギャラリーで、立ち寄ってみようかなという動機になる要素ってなんですか。東京と関西では明らかに、動機が異なります。
だったとしても、今日のお話にあまり関係はございません。
クラバヒロユキ.....アポイントの時に当時はなかなか手掛かりがつかめませんでした。どこかの団体に所属されているわけでも、websiteを開設されているわけでもありませんでした。
ただ、見つける作品全ての人物に惹かれてしまうのです。
初めは、ただそれだけでした。
モチーフや題材にやけに、成熟性を感じつつも、人物の表情や瑞々しく、且つ多種多様。クラバヒロユキ、何者?!
初めて、倉羽さんの作品に魅入ったのは、この表情の少女。アジア人然とした切れ長の幼児でも成人の女性でもない、むしろ少年性を感じる意志の強そうな眉と瞳。
そして、動物があしらわれていて、一つひとつが丁寧に描きこまれています。なお、この作品はリトグラフで3種類をご紹介しています。それらに、水彩絵具で、彩色されています。
BIOMEで紹介したいアーティストの要素を兼ね備えた倉羽博之さん。本業は企業で技術職を担われているとのこと。がゆえに、さらに興味をそそられるのです。
専ら、コンクールやフェアなどに出展することが多く、関西で、しかも個展とは初めてのことだそうです。
必見ですし、まずご自身の目で、この凄みをお楽しみ下さい。
また、Meeting You Onlineでも早速にご紹介していますよ。