京都御苑(御苑の中に御所があります)。その一角に京都迎賓館が建築されたのは2005年。迎賓館赤坂離宮とならんで内閣府が管理し、海外からの賓客の接遇を担っています。京都迎賓館では、建物や調度品に、数寄屋大工、左官、作庭、截金、西陣織など、数多くの京都を代表する伝統技能が用いられています。アンケートにも記載しましたが、京都に限定しないでほしいなとは思いました。
こちらは、事前予約でもちろん見学できるのですが、今回は通常見ることができないところにもお通しいただくことができました。あいにく、写真撮影は禁止。しかしながら工夫が凝らされ、技の粋を集約した設の数々は本当は触って動かして、実感したいところ。それがかなわないのも、しかたなしと。
さて、今回こちらを訪れたのは日本の美の象徴のような品を楽しむことではありませんでした。一番みていたのは、職員の言動です。
内閣府管理ですが、バックグラウンドはほかの省庁、京都市職員などから組織だっているようです。学芸員のようでもなく、公務員の典型みたいなようでもなく。
さて、どんな感想をもったでしょうか。それはまた次の機会に。