2023年のBIOME初の個展となったヤギエツコさんの「ホロフロノス」、大盛況で幕を閉じました。装丁画を担当された書籍の朗読会などもあり、会期の前半と後半の2度にわたり、神戸へお越しくださいました。
©️ヤギエツコ 「JIKU Ⅰ〜Ⅳ」
時間、場所を飛び越えて一瞬いっしゅんをとらえた「ホロフロノス」作品は、旧作でもあった瓦の作品と共通するものがあるようにも感じます。
ヤギさんの瓦作品、風景作品は、具体的にモデルとなる場所がある場合もありますが、ほとんどは違うとのこと。
今回、神戸へこられても特別な観光地だけではなく、商店街や住宅街、看板や雰囲気を瞬時に察知し感じ入る能力をお持ちであることを、お話しを伺っていて実感しました。
神戸を好きになっていただきたい、というより、なんの取り柄もない小都市の成り立ちを感じ取ってくださればこの上ない幸せだと思っています。
©️ヤギエツコ 「海の見える街Ⅰ・Ⅱ」
連日、途切れることなく大勢の皆様にお立ち寄りいただくことができた展覧会。
終了いたします。
ヤギエツコさんの作品は、Meeting You Online でご覧いただくことも、お求めいただくことも可能です。引き続きお愉しみください。
ヤギさん、お疲れ様でした。楽しい時間をありがとうございました。