京都京セラ美術館で開催中のこの展覧会は大好評で、すでにご覧になられた方も多いのではないでしょうか。遅まきながら観覧客も落ち着いた今頃、行ってみました。
ところで京セラ美術館。今回初めて訪問。展示スペースはこぢんまりしているなと感じましたが、どうなっているのか調べてみました。
ザ・帝冠様式をとられた外観は、目の前の広くなだらかなスロープにより、モダンですっきりみえました。平日ともあって大混雑からはまぬがれました。
アンディ・ウォーホルを、知っているようで、近かったようで、知らない部分が多くあったなというのが感想でした。
特に、序章のドローイング作品の微笑ましさと、陰影・生死をテーマとした最終章はポップアートに光があたる彼の歴史おいては知られざる部分だったのかもしれません。
最終章への移動際の作品、《影》シリーズは、版画や絵にダイヤモンドの粉が散りばめられ、観る角度や場所で表情が変わり実は最も気に入った作品群でした。影を何かのサイドメニューとしているのではなく、影そのものが主体の作品。
キラキラは現地でご覧ください。
それにしても、会期もずいぶんと過ぎた平日の美術館は快適です。
スマホ撮影もし放題で、自由度の高い展覧会でした。巡回はないようですよ。