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やっぱり行き着くところ

多くのアーティストが、「自分の作品を買ってほしい、傍らに置いてほしい、日常の中で心地よく使ってほしい」と願っているのではないでしょうか。


ギャラリーとアーティストの関係性には、代理型、マネージ型、プロデュース型、オーナーセンス型といった違いがあるように思います。明確に分類できなくとも、どこかの要素が強く表れる傾向なのではないでしょうか。

数年にわたり、ギャラリーとアーティストの取引を内側から、また客観的に見てきて、改めて思うのは——結局、絶対的な力を持つのはアーティストの発信力だということです。


知識や経験に裏打ちされた先見性をもって語る者。

時代の流れに迎合せず、研究者のように自身のアートを研ぎ澄ます者。


一方で、目先の面白さや流行に流された表現は、浅薄で飽きが来やすい。ひいては、「手に入れたい」と思える価値にまで昇華されることはない。


ギャラリーとアーティストの関係性について、BIOMEは今、その在り方を根本から見つめ直しています。 それは「信頼関係」といった曖昧な言葉ではありません。 依存し、依存される関係は取引の上では危険でもあるし、何より、実態のない言葉だからです。


感じ、整理されたのは——アーティストが創作プロセスで得てきた知識やコミュニティ、そして関わった多くの人やモノや思考の発露が、詰まるところダイレクトな言葉となり、誰のどんなセールストークよりも強く、美しいPRになっていることに気づくのです。




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