55点もの作品を寄せてくれたこの個展。そのうち3点は陶器。3点は陶版に描いた画。ペン画4点。小作品が13点と、ギャラリーで絵画を観るのは初めてとか、小さなお子さんにも楽しんでいただける多彩なラインナップとなりました。
ペン画が4つのフレームでまとめられました。うち3つはアンティーク調の小さなフレームにおさめられていて、小さな宇宙すら感じます。
これらは花入。大学院時代に学んだという陶の作品です。
こちらは、陶を金属棒で支えた作品。それぞれ「Night Garden」「Little Angel」となづけられました。
これらは、陶版に絵を施しています。これこそ立体額だからこその陰影の美しさとフレスコ画にインスパイアされた背景の掠れた色彩。現物をぜひご覧いただきたい作品です。
小さな額に、たださんの繊細な世界がみえてきます。1点でも複数点でも部屋の景色を変えてくれそうな作品たちです。
関西での展覧会が当分ないとのことで、さまざまな工夫を凝らしてくれました。従来からのファンはもとより、新規のゲストにご覧いただけるのは本当に喜ばしいのです。