2年前、BIOMEで取り扱うことができるガラス作品を探していました。この場を借りて申し上げますと、著名であることや、売れていることをきっかけにアーティストを選ぶことはなく、名前や称賛のラベリングのない作品画像や現物を拝見して、その後にアーティストの活動状況を調べるのが通例なのです。
金子さんはそんな折に、調べたアーティストでした。印象的だったのは彼女が記録していた「イメージがやって来る背景や意味している事を、私自身が一番知りたいと思っている。ジャンルを問わず自由奔放に制作を続けていきたい」というくだりでした。彼女は、立体だけではなくドローイングも魅力のあるアーティストなのです。
金子博子 Hiroko Kaneko
ガラス作家
1977年
神奈川県横浜市生まれ
1998年
武蔵野美術大学 短期大学部 工芸デザイン専攻 陶磁コース卒業
1998-2000年
東京ガラス工芸研究所
2004-2007年
金沢卯辰山工芸工房 ガラス工房にて研修
金子さんのInstagramより