一人のアーティストが、「たからもの」「おくりもの」をキーワードに一作品のみ出展していただく展覧会が2022年1月29日(土)からスタートとします。
BIOMEで一作品だけをみて、心を震わせていただける経験もお勧めですが、
あらかじめ気になるアーティストの作風やフィロソフィー、
近況などを知っておくのも楽しいもの。
さぁ、一緒に予習と参りましょう。
田中 涼子 (東京) -print-
どんな日常ですか?
玄米を炊く事に凝っており、どうしたら美味しく炊けるのか、小豆を混ぜたらどんな感じか、など色々試しています。
また、アトリエの窓から見える木がとても好きでこれまでも木をモチーフにした作品を制作してきました。そして私自身、2020年に子を産み生活が一変し、家での時間が中心となりました。小さな赤ちゃんが生活する家は、これまでの家とは異なり命を守り育む巣のように感じました。
木も鳥やさまざまなな生き物の巣であり、心を寄せる場所なのだろうと、想像を膨らませているうちに出てきたイメージを作品として形にしています。
玄米の写真は今はないのですがアトリエからの景色の写真です。