小池さんは、ガラスについて両義性があると言います。美しく繊細な反面、扱い方を誤ると怪我をしてしまう暴力的で狂気を孕むのだと。ガラスは、今ここに存在していても、バランスを崩すと壊れてかたちを失ってしまうという宿命を背負い、限りある生命や、そのひとつひとつの生命の関係性を比喩しているかのようだと。作品は、抽象的なものではなく生活で見つけられるそんなささやかな姿を表現されているのかもしれない、と思っています。

小池志麻 Shima Koike
1971年 生まれ
1992年
武蔵野美術大学短期大学部生活デザイン科卒業
1993年
東京ガラス工芸研究所吹きガラス専科卒業
1995年
富山ガラス造形研究所造形科卒業
1996年
富山ガラス造形研究所研究科修了
2009年
東京藝術大学大学院美術研究科工芸専攻ガラス造形研究室修士課程修了

小池志麻さんのwebsiteより