一人のアーティストが、「たからもの」「おくりもの」をキーワードに一作品のみ出展していただく展覧会が2022年1月29日(土)からスタートとします。
BIOMEで一作品だけをみて、心を震わせていただける経験もお勧めですが、
あらかじめ気になるアーティストの作風やフィロソフィー、
近況などを知っておくのも楽しいもの。
さぁ、一緒に予習と参りましょう。
原口 みなみ (大阪) -others-
2021年3月に個展「シンボルとジャンク」を開催されましたね。
はい、大阪の画廊で開催しました。その個展で
繰り返し同じモチーフを描き、最後にキャンバスに残るもの。
それを"シンボル"と呼ぶ。
ここ数年、私は身近なものを"シンボル"化する絵を描いてきた。
とは言え、私の絵は一般的に"シンボル"と呼ぶには不完全だ。
形や色の中に筆致やもたつき、ゆらぎなどが含まれているからだ。
この「もたつき」や「ゆらぎ」は、目立ちはするが、
"シンボル"の大きな意味を変えることはない。
そこで、これらを"ジャンク"と呼ぶこととする。
とメッセージを残したのですが、この個展の記録冊子を版しました。ご興味をおもちになられましたら、ぜひお問い合わせください。
たからもの展への抱負は?
たからもの展では、新しい立体のシリーズ、1つの作品の中で旅するような、そんな作品を出します。ぜひ色んな距離や角度から、輪郭の揺らぎや動詞を楽しんでいただければと思います。