韓国のことに疎く、ハングルに触れることもなかったものですから、よんひさんを迎えるにあたって、あらためて文化やアートシーンについてをおさらいしました。
よんひさんは、ソウルで大学を卒業し、日本に初めてきたのが交換留学としてだったそうです。絵を描き始めたのはその後日本にやってきてからだそうです。
今年は岩崎書店から絵本も出され、日本での生活の基盤を踏み固めていらっしゃいます。
BIOMEにとって、大変深く考えるきっかけとなった「木々、人々」個展。
大きくふりかかる脅威や困難がいくつもいくつもあります。いまを生きている身として、災いで何かを失ったり、命に関わることだったりすることが多くあります。リスクヘッジとして、想定できるものに対する回避や軽減は叡智をもって対応できる術もあります。
けれども、耐え難い心の痛みや苦悩は、どうすればいいでしょう。どうして解決を見出せばいいかわからなくなってしまうことや、その前に気力すら削りとられ、解決に至るためのパワーを生み出せなくなってしまう事態もあるかもしれません。
しんよんひ「木々、人々」個展。
解決になるわけではないですが、reliefのヒントをくれるそんな作品たちだなと感じいます。
ハングルを教えてもらい、併記してご案内しています。
愛らしく柔らかなタッチとあわせて、深く思いを巡らせながらご覧いただきたいと思います。