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「ほしめぐる」② しばたあきこ

この作品。BIOMEの一番奥正面でご覧になれます。

木板にアクリルをたっぷりと落とした造形的な絵画です。周囲にあしらった自然の植物らがこの熊の野生の瞳を、よりいっそう際立たせます。

ご来廊の方がみな、ほしい、自分の部屋に、と呟かれる作品。

さて、しばたさんは多趣味・多才の人。ご紹介は追々いたしますが、まずはこんなことを。


パーソナリティーを務める地元のラジオ番組ででも、

書籍などを扱うショップのウェブサイトででも、

ご自身なりの切り口で、大好きな笠間焼の陶器に関するエピソードをご紹介されているそうです。そして、ご自身で発刊された書籍があります。笠間焼に関するもの。

大好きが高じてと言われますがなんのなんの、読み応え見応えたっぷりなのです。評論ではなく、作り手、扱い手、それぞれの視点をよくみつめ、ご紹介されています。


こういった観察力と、ご自身の創作意欲が、絵画にも反映されているのかしらと思ったりするのです。

ゆたり出版から発刊された「かさまのうつわ」

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