意外にリソグラフは知られていないのでしょう。詳細解説はリンクをおつなぎしておきますので、ご覧になればとても興味深いですよ。
この”リソ”は、企業である”理想科学工業㍿”からきたものです。プリントごっこというとご存知の方も多いかもしれませんね。リソグラフは、むしろ海外で高い評価を受け、デジタル技術による新たなアートの可能性としていろいろなアーティストの手で表現されています。
一方で、大衆的なものとして見る向き多いかもしれません。
原画性という意味では異なりますし、デジタルという手法も容易・大量というイメージを彷彿させます。
けれど、調べれば調べるほど、人それぞれの感性や表現、工夫は、どこまでも探求し試行し続けるアートのすごみを感じさせます。
都築まゆ美さんは、絵も描きます。リソグラフの下絵には鉛筆でのスケッチもしています。けれど、今は「リソグラフとしてできあがるその表情が毎回楽しみ」というほど、アート技法として夢中になっています。
濃淡、スレ、そして洗練された色彩をぜひお楽しみください。