thumbnail2.5 ゲレンデ
- NORI Kuriyama
- 3月24日
- 読了時間: 2分
春休みのせいもあってか、初日からゲストが絶えることなくやってくるこの展覧会。ゲレンデさんは、わざわざ東京から下見に神戸まできてくださったほど、初めての関西での個展に気持ちをスライドしてくださっていました。
残念ながら、結局在廊は叶わず、渾身のディスプレイとして、宝物である鉱石を並べる展示を考えてくれました。

あちこちに書いているのですが、画家とか職人とかイラストレーターとか自称がたくさんあるのは混乱するので、BIOMEでは多くの場合、皆さんをアーティストとお呼びしています。
ゲレンデさんの場合は、イラストレーターとしてのゲレンデと、アニメーターとしての中内友紀恵があります。
経緯などは、Knowing More Aboutでも語ってくださっているので、割愛しますが、このごろとみにおもうのです。大御所と言われるようなもうベテランのアーティストや、億単位で売買されるアーティスト。動くが早くどんどん描き上げる人に、物理的に手を止めたり、違う作業をしなければならない人。
「売れる」ことが評価でしかないのだとしたら、世のアーティストは本当に苦しかろうと思う。
子供のころから好きだった、小さくてキラキラしたものや丸いものを集めること。この一連の鉱石シリーズは、自然発生的に出来上がった彼女のライフワークであり、きっととどまることはなかろうと思う。
人は、一筋縄では行かず、どんなに好きで頑張りたくても、外的要因などで、うまく行かないことは多々あります。創作のことではなく全く関係なことで妨害されたり、悩まなければならない時、そんなときこそ、どんなアイディアや工夫をひっぱりだせるか。
最後に出せる底力は、アーティストが日々、真面目に真剣に真摯に向き合ってきていることの報いやセンスが発揮されるものではないかと思うのです。ゲレンデさんも知らぬ間に力をつけていることがたくさんあるのだろうと思います。
