まずはPRさせてください。
現在、終了した「ほしめぐる」しばたあきこと市川佳依の二人展でご案内した作品の閲覧をしていただけます。あとわずかな期間ですが、ぜひこの機会をお見逃しなく。
殊に、しばたさんの絵の魅力は、邪気のない素直な色使いと人物や動物の表情でしょうか。
どちらかといえば低い位置、或いは本棚などの中段などに配置して日々気軽に寄り添ってほしい作品。
市川さんのおすすめはキャンドルホルダー。実は知らなかったのですが、こんな小さなLEDライトがあるなんて知らず、市川さんがサンプルでつけてくださったものがなかなかよい!小さな空間、暗い窓辺において晩夏を送るのは風情があります。ご希望の方には新しいLEDライトを特価でお付け(有料)できますよ。
さて、オンラインショップと呼びたくないのと名付けたBIOMEの「Meeting You Online」。求めるものを手軽に入手できる手段はこの上なく便利なのですが、
前提として、作品としてアーティストの原画や現物をお手にとっていただきたいという思いを強く願っているからなのです。作品の購入に関係なく、なにかご覧になった方の声をいただける仕組みを設ければ、こだわりも緩和されるのかもしれませんね。
また、新しく追加した機能に、MANABU(edu)の申込窓口を作りました。
先、参加意思をいただけることでアーティストやスペシャリストの準備負担が軽減します。
彼らにとっても、学ぶ場であってほしいと思っている企画なので、開催ぎりぎりまで、可能な限り創意工夫に集中いただきたい思いも込めています。
この夏はいくつかのとびきりのMANABUを準備していました。しかしながら、COVID-19感染拡大のスピードに最大限の注意をはらい、次々と中止を決定しました。後悔はありませんが、BIOMEのMANABUは、ギャラリーがなぜそれをするのか、という本質に準備をしてきているため、開催中止は寂しいさはひとしおなのです。
さて翻って、9月後半開催の、盆栽をご自身で盛っていただくMANABUをご案内しています。手で直接触れ、土や木の匂いをじかに感じていただくことを第一義にしました。
今回は、陶と木の個展を開催する新潟の陶芸家、高橋星児さんのMANABU「むべ盆栽といふらむ」
。
実は京都の素敵なギャラリー「ヘプタゴン」様に教えていただいたアーティストなのです。
作品を眺めながら、無心に土や木に触れる時間をご提案します。
夏の雨上がりに、恒例の庭の草引きをするのですが、ムーンとする有機的な匂いが脳を素直にさせ、よい泥を自分にまぶしてくれるような気がするのです。汗をかきながら邪魔にしている雑草を排除すること、そうすることで育てたい草木に影響が出ること、そして庭の整理がなされること。その後、シャワーを浴びる爽快感、日焼けして疲れた体を冷ましてゆくその経過。一連が癒しになるのはいうまでもありません。
刺激と癒しが、完成後にも続く「むべ盆栽といふらむ」のMANABUは参加申込受付を開始しています。お早めに!