light and shadow
- NORI Kuriyama
- 3月19日
- 読了時間: 2分
個人営業しているギャラリーでは、なんでもオーナーがされていると思うのですが、
BIOMEは無論、そうなんです。壁のペンキぬり、床の掃除、釘抜きに、補修、照明設営など。
特に光を扱うなんて、一般的にプロの世界があるくらい難しいのに、、ちょっと書籍を買ってきて学ぶだけでは勿体無い演出効果なのです。
そんな中、ある日お客様として来られた日本経済新聞文化部のある方が、こちらは光源自体も明るいし、もっと暗くしてもいいかもしれませんね、と感想をお話くださったことがありました。その時は、なるほどそんな視点や感じ方もあるのか、と心に留めておく程度でした。

その後、自分自身の生活や、ちょっと気の利いたレストランなどでいい雰囲気だなと思う時に「その要素って何があるかな」と何気に考えてみると、目から入ってくる光の量が大きく影響していることを実感します。
それはもう、個人の好みかと思いますが、
子供の頃、陽が落ちて竹林が青から濃紺に変わる時、
池が、水色から沼のように変わる時は、何か怖いものを感じましたし、
そこに、街灯がポツンと見えると、マッチうりの少女のマッチをすった場面にも見えたり。
アート作品を真正面からしっかり見せることも大切なのですが、陰影の中で見る作品は思わぬ不思議な表情を出すことがあります。自宅に飾っていただきたい理由の一つでもありますが、そんな力を出すのもアートの魅力です。
今、将来に向けて、そんなことを考えています。