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BIOMEの横顔 1

BIOMEの事業活動は主にアートギャラリー事業ですが、MANABUという学習事業や、特に美術関係のアーティストのビジネス相談のコンサルティング事業も行っています。


ギャラリーとの取引、同業者とのトラブル、フェアなどイベントでのわだかまり、海外のお客様との取引・・・法律、税務まではいかなくても(いっているのかもわからない)何かよく理解できないことについて、問題解決の糸口を探りましょう、というもの。


実はこんな声があるのですよ。


  • 展覧会の売上が芳しくなかったので、補償金としてお金を、後になって払わされた

  • ストック販売してあげるといって、作品をおいたままになっている

  • 売上金をいつまで経っても払ってくれない

  • 売上金の銀行振込の手数料を、アーティスト負担にされている

  • アートフェアで事前説明もなく、不利な場所での展示にされてしまった

  • お客様に受けの良い絵を描いてくれと言われた


これらは主にアーティストからの声。逆にアーティストと取引をする人からは、


  • 個展の約束をしていたので、1ヶ月間にキャンセルを言われた

  • 額装を納める箱がボロボロで、ギャラリーがいつも新しくセッティングしている

  • グループ展なのに、過度な要望を言ってくる

  • 自分の展示のされ方に納得がいかないと、暴言を吐かれインターネットにも書かれた

  • 在廊中に、友人たちばかりとの会話に集中し、お客様の対応が疎か

  • なんの根拠もない、売上歩率を申し出る



こう言ったもの。

実際にあった、ご相談をいただいた内容です。それぞれ、詳細を聞きつつ専門家に繋ぐべきか、もっと協議で穏便にスムーズな関係に持ち込めるか、そんなところを導き出すようにご案内しています。

アーティストの大半は、美大などを卒業されている方や、師弟関係にある方のもとで教育を受けておられる場合が多いでしょう。

ギャラリストは、美術の専門性の有無はもちろんですが、古物商や一般小売のノウハウは持っていても付加価値をつけるものの展示や販売に長けている人はそう多くないと思われます。BIOMEももちろん、後者の一つです。


しかし、作品の値段がつくには、いろいろなものが積み重なって生まれる金額です。普通は。そして、アーティストは願わくば商業的な思考より、創作に専念したいと考えるでしょう。けれど、ご自身で付加価値を生み出している唯一無二の作品を、展示し販売するという特殊な行為を、どうか、慎重に大切に設計してください。


何か、気がかりな心配事がございましたら、BIOMEの関係事業の方で、ご対応を考えます。まずはご相談ください。

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