コロナ禍で、専門領域、政治的判断、個人で判断できること、と未曾有の事象に何を信用すれば良いのか、混乱し迷った数ヶ月でしたね。
自分の置かれたポジションが「普通」「通常」「一般的」「当たり前」と思いがちな私たちはとてもちっぽけな存在です。ですから、世界中のありとあらゆる知能や実績を活用しない手はないと思うのです。
何も全ての領域のエキスパートになる必要はない。隣は何をしているのか、自分との接点や相乗効果はなんだろう、と気付いたり、知るだけで、自身が推進すべきことも、スムーズにさらに豊かに進めてゆくことにつながるのだと思います。
毎日のルーティンがあるのは、楽でもある反面、思考低下を招くことだってあります。黙っていてもやることが決まっているのですから。マニュアルだって、しっかり実行すれば誰しもが安定したレベルでできるのは素晴らしいこと。でも鵜呑みにしていいんでしょうか。
同じコミュニティ。仲良い仲間は人生の宝です。けれど、SNSが発達した今、得体のしれないコミュニティにがんじがらめになっていませんか。或いは仕事の場でもいつも同じメンバーと議論し帰結していませんか。
そんな日々に、全く異質なものを取り組むことで人は緊張を強いられます。いつもと違う時間やメンバーと交わることでリフレッシュされることを感じることもありますね。それが、スペシャリストに話をきく、マニュアル通りではないことをする、いつもと違うメンバーと接してみる。横断的な知見を広げる場に身を置くことでそのリフレッシュを感じることができるのではないかと思うのです。
良質な情報と機会を、専門家によって専門用語を使って専門的な技を、ほんの少しいつもと違う場所で経験してみる。メンバーも知らない人が少人数だけ。そんな機会の創出をご提案するのがBIOMEのManabu(Edu)です。しばらく、静観をしていますが小規模なところからスタートする予定です。ご期待ください。
8月の個展を予定しているイラストレーター。
優しいタッチのステンシルが松尾穂波さん。桜舞う少年を描いた合田里美さん、Manabuでもご活躍いただける予定です。