が開設当初より、おつきあいくださっている函館の陶芸家 堂前守人さん。今年は、6月24日(土)から個展を開催します。いつもは、作品を車にのせはるばるご来廊くださるところ、今年はあいにく予定があわず、ご一緒することが難しい方向です。
アーティストでありながら、函館では事業を経営し、その背景には歴史や文化に心を尽くした取り組みに裏打ちされた取り組みがその事業である「はこだて工芸舎」に映し出されています。
昨年、移転のお祝いにといただいた一つにこの植物。植木鉢も出展いただきましたが、それにお庭の植物を植えてくださったもの。
のびやかで心が晴れます。
このところ、堂前さんのことを少しずつご紹介する中で、ちょっと先を見据えた総仕上げの感慨のようなものを感じています。
「これからやれることは限られていますからね」「市場性も考えて、自分が作りたいとおもうものを自由につくろうかな」などとお話される断片と、納めてくださる作品を見比べてみます。
堂前さんの作品の裏側には制作年が記されています。それは、新作だ旧作だという判断をするものではなく、この時代には何がおこったっけ、このころ堂前さんはどんな作品群をつくっていらしたのだっけ、とむしろ陶器とアーティストのエイジングを確認するためのものだと。
詳しい情報はまた改めてご紹介いたします。
堂前守人 陶 個展
「森の時間」
2023年6月24日(土)-7月2日(日)
堂前守人氏 Instagram ➡︎ 堂前さんの車の旅など楽しい情報が満載です。
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