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2月1日からのたからもの展 ①正一

BIOME2020年初めのKanjiru(Art)展覧会は「たからものforおくりもの」です。詳細はhttp://www.biome-kobe.com からご確認いただくとして、本日より順不同で、出展いただけるアーティストをご紹介します。もはや、イラストレーターでも漆作家でもクリエイトする人だから「アーティストで紹介させてください」とお願いしております。

トップバッターが、「アーティストと呼ばないで」とおっしゃいそうな版画家、正一さんからのスタート。BIOMEのバイオームくんは彼の手からやってきましたのですからはじめの一歩。では、はじまり!


正一(版画)

「母」への想い、慕う情景、また正義や小さきものを見つめる正一さんの眼差しは、誰もが認める優しく、穏やかなものです。素朴とも表現されるでしょう。それほど、特徴的であり、それほど馴染んでいて、それほど自然に、普通なのだと思います。しかし、それだけではないと感じます。 BIOMEのロゴは、正一さんに製作いただいた正真正銘の宝物。臆面もなく「ロゴを製作してください」と何者かわからないBIOMEが、お願いごとをしたわけですが、いきさつをお伝えすると、「えっ」と拍子抜けするほど、あっさりと聞き入れてくださったのです。いや無論、たくさんお伝えし、ご納得をいただいたものではございますが。

彼は、数多くの苦しみを自身でもよく理解しているがゆえ、他者への心配りができ、そのどうしようもない情景を表す質感や作風が生まれているのかもしれません。作品を手に入れたくても「どうか展覧会にお運びください」とその場を大切に、そして尊重される姿勢も正一だ!という作品が二点、神戸にやってきます。全力を込めてオススメする作品です。また6月には、銀座伊東屋「K.Itoya」にて個展を準備されているのです。BIOMEも出陣計画を立てております。

楽しみが膨らみます。 https://www.behance.net/shoichi_ (正一さんのオフィシャルサイト)

正一作「うま」 

名はないのですが、イメージをお伝えしました。何に見えるでしょう。

開設した頃にお貸しいただいた写真。正一さんの手となる具

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