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2月1日からのたからもの展 ⑮尾崎カズミ

BIOMEに初めてお立ち寄りいただいたときのこと。「あー、好きな絵に囲まれて好きな椅子で穏やかに過ごしたい、こんな風なのは理想だわーー」と、BIOMEの展示空間を気に入っていただけたご様子にこちらはドキドキしていたのです。だって尾崎カズミさんなんですもの、版画の!開設する前から、連絡をとらせていただいていた方が目の前に。油絵ももちろんお描きになるのだけれども、立体を考えながら創作する版画がやはりお好きだそうです。領域が幅広いカズミさんは、すでに先を考えた行動計画をお立てでした。


愛らしいだけではなく、地のもの文化をも感じるモチーフがイメージのカズミさんの作品は、全国区でファンが多くおられます。もちろんその分、各地を飛び回っておられますからご自身でも、その地を巡り、学ばれていることが多いのだと思います。今って体調の変化や心の変化がありますよねと、お互い同じようなバイオリズムだったことを打ち明けあい、思考の矛先も何かしら感じるところがありました。


カズミさんが思い切って学びの世界へ入っていこうとされることに共感。そして次のステップを進んでいかれる可能性があるのも、必然かもしれません。渡航直前にすっかり顔を真っ赤にして(酔って)語り合ってしまったのは、BIOMEとしても一人の人間としても、大変貴重なお時間をいただいたのです。カズミさんの作品が大きく舵をきることになったりして、と胸がドキドキ。もしかして記念すべきたからもの展なのかもしれません。


https://www.ozakikazumi.com/)尾崎カズミさんのオフィシャルサイト


©尾崎カズミ「うみにつながるヘア」  いってらっしゃい、カズミさん。



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