作品が21点というのと、アーティストが21人というのは当然ながら、会の開催側からすればハンドリングは難しいものです。
統制されたイメージは偶然が重ならない限り、見込むことはできません。
お誂え向きにできる企画は、観覧側にはどんなイメージでとらえられるでしょうか。見易い、緊張感が漂う、プロフェッショナル。
逆にいえば、散漫としていたり、てんでバラバラだなという企画は稚拙に感じるかもしれません。
BIOMEはスタート当初より、観覧する側の力をあげるべきではないのかとお伝えしてきました。流行っているから有名だからという観点ではなく、一点いってんをぐぐっとフォーカスして観るちからは、そう簡単に身につかないと思います。
その人の性格やスタイルが如実に、顕著にあらわれるのです。
初日と二日目を迎えた「たからものforおくりもの2024」の予約のお客様は、常連様と明らかに観たい作品があるという目的をお持ちの方が多くておられました。
予約制にするだけで、邪魔くさいとお思いかもしれません。
「観覧にゆく」というコミットメントの元に、時間を気にせずご覧ください。
常設展も、未だ公開していない作品もご紹介しています(すでに何点かお求めいただいてしまいましたが)。予約した方だけが観ることができるBIOMEのこの会期。
お見逃しなく。
たからもの展覧会の入場予約は、このDM記載のQRコードからお申し込みください。直前のキャンセルや予約も可能で柔軟に対応いたしております。
2月19日(月)と20日(火)は休廊日です。ご注意ください。