馴染みがあって、なぜか日本人には愛されるアートといえば木版画のような気がするのです。研究すると様々な背景が出てくると思います。
そして、版を用いることはアートとは直接つながるものではなかったかもしれません。複写するための技術として地位を確立してきたでしょうから。
さて、美術手帖の古い記事で、こんなものを見つけました。(こちら)「アートを集めるなら”版画”から」という見出し。
繰り返し記載するのも野暮ですので、ぜひ記事をご覧ください。
オリジナル性や唯一無二、世界に一つ、などといった言葉でその希少性や価値を表現してきたのはメディアだけでなく、BIOMEもそうでした。もっといえば、版画はアートだけれども、デジタルはアートではないとちょっと数年前まで思っていたほど。厳密にいえば違うのですが。同じものがたくさんある・・・それだけでなんか特別感がないような。
さて、
10月は遠藤萌の木版画展を開催します。また2024年の締めくくりも木版画家3人のリレー展になります。一度はこの技術や歴史について実際に手を使っているアーティストの声を聞きたかったこの機会。
実は、皆さんがご存知のない、木版画の楽しみ方や、手に入れるときの醍醐味などをご紹介できるかもしれません。
好きな木版画家がいらっしゃったら、お越しになった折にぜひお教えくださいませ。
遠藤 萌 Megumi Endo
木版画個展
「さかいめの先へ」
2024年10月5日(土)-20日(日)
12:00−17:30
最終日 11:00−15:00
休廊日 水曜・木曜
Knowing More About Megumi Endo はこちらから。