4月24日読了時間: 2分Artist漆と向き合う人 黒木紗世展覧会が始まる前から、問い合わせが多くはいった黒木さんの作品。「花凪」。蓋物の規方にまで螺鈿がつめられています。豪華なのだけれどもシックな作品。 京都で行われた3月の展示にあわせ、茶箱のお道具をつくりました。少し小ぶりでちいさなお道具たちがとても愛らしく、資料など集めるうち...
4月21日読了時間: 1分Artist漆四人の作品展⑤ 生地としての紙紙胎(かみたい・したい)という言葉があります。 和紙を重ね削り支持体を紙で作り漆を施したものに使われる言葉です。木のほかに、布地を巻いたり、和紙をはったりと、堅牢度、強度を増すための工夫がなされているのが、漆の良さでもあります。...
4月21日読了時間: 1分Artist漆四人作品展③ 針描漆の加飾といえば、豪華な金粉銀粉などを持ちいた艶やかなイメージがあります。それが鮮やかな朱色やぬめりとした漆黒とに映え、強度のための漆ではなく、美術・アート性を発揮するそんな部分。 富を象徴する漆作品であることから、古来より加飾に用いられる動植物も縁起のよいものやおおぶりの...
4月14日読了時間: 2分Artist漆四人作品展① しおり 栞 枝折「たわめる草木のしおりに」の漆作品展、気持ち良いお天気に恵まれた13日からスタートをいたしました。初日は、漆に関わるかたもたくさんお越しくださることになり、こちらがもっともっと勉強しなくては、と気を引き締めた次第です。 さて、初回はやはりこのアイテムからご紹介しなくてはなり...
4月10日読了時間: 2分ひとりごと栞のことご案内している四月の展覧会は、豪華なメンバーが揃った漆作品をご紹介します。漆の世界を立ち入るには、まだ時期尚早と思っていたのが本音です。 漆は、その工程や材料の希少性、施す技術、納められてきた歴史などからも、機能面よりも、その豪華さや美しさで日常で用いるには、現代に沿わない...
4月9日読了時間: 3分Artist漆芸というもの大上段に構えた説明をするつもりはないのです。 海外旅行に出かけた時に、日本のアートに関してコミュニケーションのひとつとして、漆芸の話ができたら面白いだろうな、と思っていました。 ワーディング一つから説明は困難で、また理解の程度も異国間では相当努力をせねばならなさそう。簡略し...