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日常での気づき、イベントやアーティストについて触れた日々のメモです。
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片平菜摘子「おわりとはじまり」
神戸は初めてだし、関西での展覧会も初めてです。そう話してくれた片平さんと東京で出会ったとき、私は彼女に少女のようなイメージを抱きました。もちろん、会話が始まるとアーティストの顔に変わっていくのですが、ふと、幼い頃にはこんな表情をしていたのではないかと感じたのです。...
2024年12月16日読了時間: 2分


Well-wishers そして画家 吉岡 充
BIOMEの展覧会には、ほぼ毎回足を運んでいただいている吉岡充さん。 兵庫県内の主に古き良き、あるいは消えつつある風景を、細やかで繊細、正確な筆運びで描いている画家です。 BIOMEとの出会いなどは、 過去のBlog をぜひご覧になってください。...
2024年12月11日読了時間: 2分


中村美穂「おわりとはじまり」
遠方から在廊されるアーティストには、できるだけ神戸の街を巡っていただきたいとお勧めしています。草加市からお越しくださった中村さん。日帰りにもかかわらず、ご家族を伴っていらっしゃったので、ぜひとある場所をご紹介しました。 その在廊の時間帯に、タイミングよくお越しいただいたお客...
2024年12月7日読了時間: 2分


小川かなこ② イラストレーターとして
小川さんのイラストレーターと絵本作家とのアートワークで、イラストレーションのお仕事をご紹介しましょう。あ、これ見たことある!というものも発見できるかもしれません。 すでに「お世話になった!」というかたもいらっしゃるかもしれませんね。公文のドリルの表紙を装丁したもの。動物がど...
2024年11月16日読了時間: 2分


12月の人 宮崎文子
版画三人リレー展覧会の中で、唯一リトグラフを制作するのが宮崎文子。お会いしてお話していると、根っから版画や絵画が好きで、さまざまな試行に取り組んでいる人なんだなぁと感じます。お話されている表情がすきだなぁとまじまじ拝見したのを記憶しています。...
2024年11月11日読了時間: 2分


12月の人 片平菜摘子
木目の出方や色味が、湿度や天気に左右されることもあり、技術も未熟なこともあるので摺り増しに難しさを感じます。そのため、時間をあけず一度にエディションを摺りきることが理想です。お客様が最初に作品から受けとってくださったイメージから遠のかないよう、それが、私の一番の課題です。...
2024年11月11日読了時間: 2分


12月の人 中村美穂
木版画家である中村美穂。 風景木版画作品が多く、構造物や日常の風景を映し出す彼女の作品は花や木々といった有機的なものを表現している作品とは一線を画しています。BIOMEが気になっていたのはこの作品。木版画でこのモチーフをよく選んだなーと。...
2024年11月11日読了時間: 2分


spot③ 菅野静香の深淵
菅野静香といえば、人物画と言っても過言ではないほど彼女の人物画・美人画は特別な魅力があり人気を博していました。何度もご紹介している通り、彼女はその盛り上がりの中でスパッと転向を遂げていきます。 ただ、その初期の頃に、こんなコメントを残しています。...
2024年11月10日読了時間: 2分


11月の人 小川かなこ
時折紹介していますが、BIOMEはアーティストの名前から個展の依頼を決めるということがほぼありません。タイトルや作者がみえない状態で、心に響いたり珍しく思ったりする作品をいくつかチョイスします。 小川さんもそんなプロセスで出会うことになった一人です。...
2024年11月4日読了時間: 2分


spot② 水平線ー境界線ーboundary
個展「spot」には、同じタイトルの作品があります。 識別のためのナンバリングはしないとして、全く同じタイトルでご提示しています。 それが「boundry」。 この水平線の作品の数々も同じ「boundry」。 風景画として見れば、どこの海だろう、奥見える陸地はどこだろう、天...
2024年10月30日読了時間: 2分


spot① 菅野静香の眼
想定はしていたものの、ご来廊のお客様の一言目は「まるで写真のよう」と。写実性が高いのは多分に菅野静香の画力の高さにほかならないと思います。しかし、そこだけが魅力ではないのです。 なぜその構図を選んだのか、どんなふうにこのモチーフを記録したのか。想像を膨らませると、どんどん菅...
2024年10月27日読了時間: 2分


BIOMEの横顔 2
最近の気候は明らかに異常であり、朝夕の薄暗い時間帯にシーズンの空気の匂いが感じられます。枯れ草を焼く匂い、おでんのような煮物の匂い、金木犀の甘い香りが、季節の移ろいを示しています。 そんな季節の中、新天地での地鎮祭を無事に終えました。ビルの地鎮祭は初めての経験でしたが、仰々...
2024年10月25日読了時間: 2分


「さかいめの先へ」遠藤 萌 木版画個展、無事終了いたしました。
初日から、家族で在廊を果たしてくれた遠藤萌さん。第一子はまだゼロ歳にも関わらず、母の仕事の様子がうれしいのか、また励ましてくれているのか、まだ言葉にならない言葉をあぶあぶあぶと話しながら、我々を見守ってくれていました。 この個展の間、遠藤さん自身のことというより、木版画作品...
2024年10月20日読了時間: 2分


BIOMEの横顔 1
BIOMEの事業活動は主にアートギャラリー事業ですが、 MANABU という学習事業や、特に美術関係のアーティストのビジネス相談のコンサルティング事業も行っています。 ギャラリーとの取引、同業者とのトラブル、フェアなどイベントでのわだかまり、海外のお客様との取引・・・法律、...
2024年10月16日読了時間: 3分


木版画のこと その2
巴水のように叙情豊かに細かな彫りのものというより、ほっくりところんとしたようなものが実は日本人の大半がお好きなのではないでしょうか。思い過ごしでしょうか。 さて、自分の手でアートを生み出さない私のような人間としては、できるだけ多くの制作現場をみたり聞いたりしておきたいと思っ...
2024年10月8日読了時間: 2分


風のまつり日④ 横山芙實が用いるモチーフ
彼女の描く人物の表情、手、足。逞しく、けれど柔らかく丸い。鑑賞した人が「懐かしい気持ちになる」「日本の物語の絵のよう」と感想を教えてくれます。 横山さんが在廊された際に、昨年より線が丸く柔らかくなりましたけれども、この雰囲気は変わらないですね。特に人の表情のモチーフは何かを...
2024年9月14日読了時間: 1分


11月の人 菅野静香
2024年11月の個展は菅野静香氏をお迎えします。菅野氏はBIOMEにとっては特別な存在であることをまずはじめに、知っておいていただければと思います。 2019年10月 個展「hiraeth(ヒライス)」 2021年02月 グループ展「たからものforおくりもの2021」...
2024年9月8日読了時間: 2分


風のまつり日③ 高尾から神戸へ
横山さんは宮崎県でも穏やかな田舎のご出身とのこと。東京でもここ数年で高尾町、 八王子市の西南部 に位置する東京の人に言わせれば、それそれは自然豊かな、ものすごい田舎、なのだそうです。こちらに居を移して随分と心身ともに落ち着き、それが製作にも反映しているとのこと。...
2024年9月7日読了時間: 2分


風のまつり日② 初日の空気
BIOMEは、坂の途中にあり暑い日はお越しいただくのが本当に申し訳ないくらい酷なのです。7月くらいからギャラリー運営を本当に見直す必要があるのではないかと思っています。 今できることは、すっきりした佇まいと、きれいで冷たい空気の中で、ゆったりお過ごしいただくことに努めるのみ...
2024年9月2日読了時間: 2分


風のまつり日① 台風の季節にやってきた
盛夏の暑さは一時的におさまるも、この時期はいつも台風の到来で、ギャラリー運営がしづらい時期でもあります。 横山芙實さんの初の神戸個展も、用心には用心をと初日と二日目を休廊しました。 横山さんの作品を見出したきっかけは、いつものアーティストへの声がけとは違うものだったと記憶し...
2024年9月1日読了時間: 2分
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