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日常での気づき、イベントやアーティストについて触れた日々のメモです。
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6月5日読了時間: 1分
中田 誠⑤ 土鍋は持ってるけれど
我々日本では、土鍋はどちらのお家でも、IH対応のものを含めてお持ちの方がほとんではないかと思います。ですから、その大きさや重さ、そして収納に場所を取るのはよくよくご存知のことでしょう。 中田さんの鍋を初めて目にした時に、「一体何に使うの」と思ったことをお伝えしましたが、その...
5月31日読了時間: 1分
中田 誠③ もしかしてご自身のための
中田さんのご紹介が遅れました。 中田誠さんは、1977年神戸市生まれなのだそうです。展覧会へは愉快なお母様と従姉妹さんがおみえくださいました。 京都精華大学 造形学部陶芸学科 卒業をし、京都を拠点にしつつ、京都、東京、金沢などで展覧会を開催されてきました。...
5月31日読了時間: 1分
中田 誠② タジン鍋みたいな?
今回キービジュアルとしても用いた陶具の蓋の形、ユニークですよね。タジン鍋みたい!って、タジン鍋と土鍋とはどう違うのでしょうか。 ご存知、タジンはトルコ料理で蒸し料理をおいしく仕上げるための形。湧き上がる蒸気がとんがったところに集まりそれが水滴となり落ちる循環する仕組み。...
5月28日読了時間: 1分
6月の人 中田 誠①
5月末から6月にかけて、BIOMEでは久しぶりの陶器の個展を開催することになりました。 陶器は日頃使い慣れている土ものとしては、もっともポピュラーですので、 やっぱり、安心感があります。 さて、中田誠さんの作品に出会ったのは、4.5年前。とあるところで、不思議な形の不思議な...
5月19日読了時間: 2分
坂岡知子 個展、無事終了いたしました。
気候変動の激しかった1週間、香港や蘇州を描いた坂岡知子さんの作品をご紹介してまいりました。本日、無事に終了いたしました。 遠方から、また日本で活躍する日本画家からと、幅広いファンを持つ坂岡さんの作品の細やかなペンと水彩画が、香港のおおらかさと緊張感を表現しているようでもあり...
5月13日読了時間: 1分
坂岡知子③ テンペラ画
テンペラ画は大学時代に勉強していたという坂岡さん。 偶然に偶然が重なったフィレンツェで、教えを請いたい教授からさらにテンペラ技法を学んだそうです。ペン画でもそうですが、細やかさに長けた彼女にうってつけだったのではないでしょうか。...
5月12日読了時間: 1分
坂岡知子② 誰も座っていない椅子
そう、坂岡作品には(チャイニーズ)チェアが多く登場します。ご本人曰く「誰も座っていない椅子が好きなんです」と。 とは言いつつ、黒い鳥や白い鳥が羽を休めていたりはするのですが。 こちらもペンと色鉛筆で描かれた風景。 遠くから近くから、どうかご覧いただきたいとおもいます。...
5月11日読了時間: 2分
5月の人 坂岡知子①
2022年のたからものforおくりもの展覧会、Leaping Outの北野エリアで開催したときに、蘇州の景色を描いた精緻なペン画が大変評判を呼んだアーティストが坂岡さんでした。 作品だけをご覧になり、このアーティストは欧州出身かと質問をされた方が多くいらっしゃったのです。...
4月24日読了時間: 2分
漆と向き合う人 浅野絵莉
浅野絵莉さんをインターネットで検索すると、新聞社がまとめた四国の漆作家である数名の女性ととも紹介されている記事を見つけることができます。浅野さんの引き締まった表情や意志をもった瞳がとても印象的なのです。 作品を初めて海外(ドイツ)で発表しました。たとえば、ジュエリーなど身に...
4月24日読了時間: 2分
漆と向き合う人 黒木紗世
展覧会が始まる前から、問い合わせが多くはいった黒木さんの作品。「花凪」。蓋物の規方にまで螺鈿がつめられています。豪華なのだけれどもシックな作品。 京都で行われた3月の展示にあわせ、茶箱のお道具をつくりました。少し小ぶりでちいさなお道具たちがとても愛らしく、資料など集めるうち...
4月24日読了時間: 2分
漆と向き合う人 八代淳子
八代さんのご自宅兼アトリエは、羨ましくなるような軽井沢の森の中。広い敷地に自然と馴染んだものたちが据えられ、ちょっと海外に来たような気持ちにすらなりました。 ひたすら制作の日々で気付けば4月になっておりました。 これから芽吹の季節なので日々庭で顔を出す植物達のチェックを怠ら...
4月24日読了時間: 2分
漆と向き合う人 田中若葉
若草色の漆を扱っている作家ということと、お名前の若葉ですぐに一致した田中若葉さん。広島県の出身ですが、現在金沢で漆芸に関しての活動をされているそうです。今回ご一緒されている黒木紗世さんとも懇意にされていると伺いました。 切磋琢磨できる環境が、美しい金沢であるのは心強いもので...
4月21日読了時間: 1分
漆四人の作品展⑤ 生地としての紙
紙胎(かみたい・したい)という言葉があります。 和紙を重ね削り支持体を紙で作り漆を施したものに使われる言葉です。木のほかに、布地を巻いたり、和紙をはったりと、堅牢度、強度を増すための工夫がなされているのが、漆の良さでもあります。...
4月21日読了時間: 1分
漆四人の作品展④ 生地としての麻
漆は、木を削って塗るものですよね。はいその通り。漆は接着や塗料、除菌としてももちいられた自然の材料。漆作品は、その素地となるもの、塗りの仕様、彫りや加飾などで、さまざまに工夫され重用されてきた道具といえます。 軽くて、割れない。持ち運びに便利。しっかりと施しをされたものは堅...
4月21日読了時間: 1分
漆四人作品展③ 針描
漆の加飾といえば、豪華な金粉銀粉などを持ちいた艶やかなイメージがあります。それが鮮やかな朱色やぬめりとした漆黒とに映え、強度のための漆ではなく、美術・アート性を発揮するそんな部分。 富を象徴する漆作品であることから、古来より加飾に用いられる動植物も縁起のよいものやおおぶりの...
4月21日読了時間: 1分
漆四人作品展② 堆漆(ついしつ)
浅野絵莉さんの出展作品の中に「堆漆」と記された作品が数点あります。 読んで字の如く、漆を堆く重ねていく技法。主に顔料を用いた色のコントラスト、堆積させる漆の量、また磨いたりカッティングしたりしたときに見えてくる断面のデザイニング。...
4月14日読了時間: 2分
漆四人作品展① しおり 栞 枝折
「たわめる草木のしおりに」の漆作品展、気持ち良いお天気に恵まれた13日からスタートをいたしました。初日は、漆に関わるかたもたくさんお越しくださることになり、こちらがもっともっと勉強しなくては、と気を引き締めた次第です。 さて、初回はやはりこのアイテムからご紹介しなくてはなり...
3月29日読了時間: 2分
木戸優紀子⑥ という人
記念すべき北陸新幹線の金沢、敦賀間が開通した当日、その人はまた神戸にやってきてくれました。「また」というのは、この個展のちょうど1年前に、展示する場所をぜひみておきたいとわざわざ立ち寄るためでした。 そんなプロセスを経て、今回もあらかじめ、...
3月26日読了時間: 1分
木戸優紀子⑤ テビネリ・タシナム
成型手法の主たる技法手捻り(てびねり)。陶芸経験のある人ならほとんどの方が体験されていることでしょう。 例えば、BIOMEで初お目見えの燭台たち。小さなサイズにも関わらず、安定感を持たせつつ、受け皿の部分は薄く、わずかな歪みがその面白さを表現されています。ご本人は、「ヨッと...
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